オーストラリアの予防接種について


我が家の次男が、満1歳になった記念に、そろそろ予防接種に行きたいなーと思った。
日本では、満1歳になったら、必ず麻疹(はしか)のワクチンを打ちましょうと、口すっぱく言われていたからだ。
日本では、任意のワクチン(おたふく風邪、水疱瘡)以外のものは、無料だったので、こちらに来てからどういうシステムでするのか?
永住権を持っていない私たちは、どのぐらいの料金が取られるか?わからなかった。

 前に、city Council(市役所のようなところ)でもらってきた案内を読んだら、そのcity councilのクリニックでワクチンをしてくれるらしい。
ちょっと、不安だったのでkappaも一緒に来てもらった。

日本で、紀伊国屋で買った英語版の母子手帳に、今までしたワクチンを自分で記載して持参した。



紀伊国屋で700円位で購入しました!


受付の人に、手帳を預けると、「んんんん??なんで、ポリオを一緒にしてないの?」
そして、もう一人の人と手帳を見ながら「んんん?」と、悩んでいた。
どうやら、次男の年齢では、とっくに終わっていなければならないワクチンも終わってなくて
、ワクチンの打つ順番も、オーストラリアとは違っているらしい。
そして、二人が散々悩んだ結果、一度に4種類のワクチンをすることになった。そして、しばらくは毎月1回ワクチンをうたなくてはならないらしい。

今回したワクチンの中でも、日本では聞いたことがなかったワクチンもあるので、これからこちらに子連れで移住される方のために、ワクチンについて書いてみようと思う。


 「お勧めのワクチンスケジュール」


Hib Meningitis
(幼児性髄膜炎を起こすインフルエンザ菌)
生後2、4、12ヶ月


Diphtheria、Tetanus、Whooping Cough
(ジフテリア、破傷風、百日咳)
生後2、4、6ヶ月、4歳


Polio(Oral Polio Vaccine)
(ポリオ)
生後2、4、6ヶ月、4歳、


Measles/Mumps/Rubella
(麻疹、おたふく風邪、風疹)
生後12ヶ月、4歳


Meningococcal C
(髄膜炎)
生後12ヶ月〜19歳


Hepatitis B
(B型肝炎)
生後すぐ、生後2、4、6ヶ月


 注)幼児までのワクチンのスケジュールを記載しました。学童期は、記載していません。
こちらならではのワクチンは、Hib Meningitis、Meningococcal C、Hepatitis B、の3種類です。
聞きなれない名前なので、こんなものも打たれるんだーと、頭においておいたほうがいいかもしれません。
これらのワクチンについての、副作用などはワクチンをした場所で説明があり、簡単に書かれた用紙をもらうと思います。

私は、次男を初めて連れて行った時に、一度に4種類のワクチンを、両手両足にされたので、とても驚きました。
けれど、こちらでは、それが普通のやり方らしいです。(日本では1回一種類、なんて慎重なんだろう!)

 これから子連れで渡豪する方にお伝えします。渡豪準備で忙しい時に、わざわざワクチンを打ちに時間を割かなくても大丈夫ですよ!
こちらでは、すべて無料で一気に何種類も打ってくれますから〜!
(私は、渡豪数ヶ月前から毎月のように、ワクチンを打ってもらいに病院通いをしていましたから!)

 そして、料金も永住権を持っていない私たちも無料でした。GP(開業医)でも、無料でしてくれるそうです。
ワクチンについて、知りたい時は、直接GPに行くのが一番早いですが、city councilに行っても教えてもらえますので、聞いてみるといいと思います。

 今回書いたのは、乳幼児についてのワクチンスケジュールですが、小学校入学(転入)条件としてワクチン接種が必要かもしれません。
そういった場合は、日本で準備して行った方が良いかもしれません、、、高額ですけどね!
 

2005年5月15日
SUMIN



オーストラリアの予防接種のスケジュールが変更



2005年11月1日付けで、予防接種のスケジュールが変更になったので、今までと違う点を紹介します。

6種混合ワクチンの導入。今までは、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)に加えて、B型肝炎、Hib、ポリオも含まれるるそうです。
そして、これらが注射1本で済むそうです。
(日本人の私だからかもしれませんが、1度にこんなに体に入れていいのかな?と、思ってしまいます。)

生後2、4、6ヶ月の予防接種は、6種混合ワクチンと、肺炎球菌(Prevenar)の2本の注射になり、生後18ヶ月の予防接種に水疱瘡が加わりました。2004年5月1日以降に生まれた赤ちゃんで水疱瘡のワクチンを受けていない子は、受けることが出来るそうです。

4種混合ワクチンの導入。
今までは、3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳)と、B型肝炎の混合でしたが、これは従来の3種混合ワクチンとHibの混合ワクチンで、
4歳時に風疹、おたふく、麻疹と同時にすることになるそうです。

日本で、既にいつくつかのワクチンを接種してきている場合は、足りないものから順に接種していくことになると思います。
我が家の子供たちも同様でしたが、追加でポリオをすることが多いと思います。
(日本では2回なのに対し、オーストラリアでは4歳時までに4回の接種が必要になります)このポリオが大きく変わりました。

ポリオのワクチンは経口接種でしたが、11月1日からは4種混合か、6種混合に含まれるポリオとしての注射しかないそうです。
(オーストラリアが無料で配給してくれるのは、混合されたポリオワクチンだけだそうです)
でも、ポリオだけが必要な子も居ると思います。(我が家は、二人ともそうでした)
そういった場合は、GPや薬局で注射液を購入することになるそうです。(ポリオ経口ワクチン)

我が家の子供たちは、渡豪後に何度かワクチン接種をしていて、あと1回行けば二人とも、1歳半、4歳時のオーストラリアのワクチンスケジュールを終了することになります。

やはり、国が変われば、ワクチン内容も変わり、やり方もすべて違ってきますが、「豪に入れば豪に従え」ぐらいに思ったほうがいいです。

我が家の次男は、1度に何種類ものワクチンを接種した後に、全身に湿疹ができたことがありましたが、時間とともに治りました。
やはり、ワクチンの後の症状は、少し気になりますよね!
そんな時は、気軽にGPなりかかりつけのドクターや、ナースに聞いてみてください。
きっと、「大丈夫よ!辛そうな時には、パナドールを飲ませてごらん!」と、言われるはずです。
この国に来て、私も神経質な母親からだいぶ変わりました。
「大丈夫!この子の、免疫力を信じよう!」と、思うようになりました。
まずは、これからワクチンを打つ前には、予防接種が変更したことについて聞いてみたほうが良いと思います。


2005年11月13日
SUMIN