Torrens River 長男SHOの自転車での小さな冒険記

2006年10月


5歳の長男・SHOがこのSchool holiday (春休み) 中に、コマを外して自転車が乗れるようになった。

やはり、父親として子供の成長、とくに何か新しく出来るようになり、自信を持ち、
楽しさを感じている息子を見る事ができるのは、とても嬉しい。

とくに、自転車は僕にとって、小さい時から色々と遠出をしたりと、特別な存在だったし、
オーストラリアを自転車で横断した時も含め、僕の冒険には欠かせない物なので、
息子が自転車と言う物に近づいている様でうれしい。


今回、春休みの早い段階で、長男SHOが補助輪を外して自転車に乗れるようになった。

それから後は勝手に自分で乗り回してくれたら良いのだけど、
基本的に僕の小さい頃とよく似て怖がりで、サポートでついてあげないと乗ろうとせず、
しかも、初めて乗れてから4日後には、SUMINがついても、ほとんど怖がって乗らないと言う状況に。

まー、「2歩進んで1歩下がる」の繰り返しで成長してくれたらイイヤーという気でいた。



春休み最後の日曜日の数日前に、SHOに

「自転車で冒険せーへんか? City からビーチまで自転車で走ろうぜ!」

と言っていたが

「絶対、嫌や」と半分泣きそうになって言う。

個人的には、自転車で遠出をする楽しみを知って欲しいのだが、
本人が嫌と言うのに強引に連れて行っても、楽しくないだろうし、何の自信にもならない。






「次の学期休暇にはトライできるかな?」と思いながら、最後の日曜を迎えた。

朝一番、もう一度SHOに聞いてみた。

「自転車で City からビーチまで自転車で走るのと、家の近くの公園で自転車の練習するの、どっちがいい?」

答えは、予想通り 「家の近くで練習」 と言うので、
「じゃあ、今日は公園で練習しよ」と、昼御飯を食べてから、近くの公園に出かけた。

ブレーキをかけるのが、どうも上手く出来ないようだが、
バランスを取るのは十分に出来ている。

何周もグランドを回っているうちに、勘を取り戻したようだ。

「これやったら、Cityからビーチまでも走れるデー すぐに」
と言ったら、

SHO 「パパ、海まで走る!」

俺 「エッ、いつー?」

SHO 「今から」

俺「まじで?」

と、こっちがビックリしてしまう唐突な方針転換で、僕の方がビックリするリアクションがあって、
けど、本人がやりたいと言っているので、
「 やりたい時が実行するbest timing 」 と思い、
急遽準備をして、車にSHOの自転車を積んでSUMINにCityまで連れて行ってもらったのだ。






これが衛星写真から今回の走行ルート

Cityの真ん中を通り抜けるTorrens Riverが海まで流れている
その川沿いに遊歩道・自転車道が完備されていて、それに沿って走っていく事に。

ちなみに、距離ですが、実際の走行距離は蛇行しているのでわからないけど、
スタート地点からゴール地点の直線距離は、およそ6km?





気持ちいい初夏の様な気候の中 Cityに流れるTorrens River沿いで撮影

スタート地点に選んだのは、街の中心を突き抜けるキング・ウィリアム通りとトレンス川の合流地点であるエルダーパーク
長男のSHOにとっても、オーストラリアン・デー のイベントを見に行った思い出の場所だと思い決定

そこまでは、SUMINに車で、自転車と2人を連れて行ってもらう事に

夕方4時をチョット回った頃にスタート

ちなみに、SHOは自転車に乗り、僕は健康の為に、そしてサポートが必要と言う事もあり、
横でこけない様にサポートしながら走る役目







実は走り出してすぐに、カバンから荷物が落ちたので、いきなりサポートの手を離してしまいました。

その時、SHOはちょっとこけそうになって、
凹むかな・・・
ビーチまでは無理かな・・・と
思った時がありました。

SHOに自信をつけるために、今回はこけないよう自力で完走するのを目標にしていたのですが、
スタートからいきなり暗雲か・・・と一瞬、内心ビビリました。
が、特に問題なく、再びペダルをこぐ事が出来ました。

結果的には、唯一の危うい状況でした。


 

最初の2km近くは、横でひたすら走っていましたが、さすがにサポートしながら走ると言うのはしんどかった。





川と言っても、場所によってはこんなに細い川です。



   

水をせき止めている所もあり、そういう所は写真の様な感じ
ザリガニとか住んでいるのかな?



途中で休憩もしました。

まだ、4分の1とか、3分の1位しか走っていないのに。
「もう、海着くかなー?」

内心「やべーなー、まだまだこれからやのに!」と思いながらも、
「あと1回くらい休憩して、又同じ距離走ったらすぐ着くよ!」

5歳の子供 どれだけ冷静に僕の言葉を受け止めただろう?





途中からは、平らな道路では、後輪のステップに片足をかけ、もう片足で地面を蹴って、2人乗りをしました。
下り坂は、完全に二人乗り状態。

おかげで、僕は楽しました。

ほんと、こーせんかったら、とてもじゃないけど、日没までにビーチにつけません・・・




SUMINとは、2時間後の夕方6時にビーチで待ち合わせをしていました。
「一緒に水平線に沈む夕日を見よう!」とShoと言う事90分

ゴール予定時刻30分前

「寒くなってきた・・・」と言うので、僕の長袖シャツを着せてあげました。







途中には、馬が放牧している?場所もありました。

ほんまに、のどかやなー








さー、ゴールまであと少し

はるか遠くに水平線が見えてきました。


まぶしい太陽を追いながら、まもなくゴール
向こう側には、SUMINと次男のKoが待ち構えていました。




   

無事に夕焼け前に、Torrens Riverと海の合流地点までやってきました。

走った後の完走が
「楽しかったなー また、走りたいなー」

その言葉が聞けただけで、今回走った価値がありました。




   

ちなみに、気になるのが水不足で悩むアデレードの川の状態

トレンス川の海への合流ポイントも、いつ消えてもおかしくない細々とした流れに・・・





ちょうど、ここが川と海の境目でした。


あと数ヶ月して、夏真っ盛りになっても、川は干上がらないだろうか?

きっと、来年7月くらいの雨真っ盛りのシーズンに来ると、これ又違う様子なんだろうなー









    

その後、家族で夕日を眺めながら、ビーチで遊びました。





そうそう、自転車で走っている時、
Shoが
「走り終わったら、Fish & Chips」 食べたいなーって言ってたので、
この後、ヘンリービーチ・スクエアで、イカリングとチップスを食べて帰りました。






大きく成長しろよ! SHO!


2006年10月22日 公開
KAPPA