アデレードでの僕の夢
2007年7月


2005年4月に僕の夢 日本料理屋と書いてから、すでに2年3ヶ月が経つ。
この2年間で、日本食レストラン、現地のレストラン、ホテル・・・・ 料理人として色々経験してきた。
考えも変わってきているので、改めて書いてみようと思う。



まずは、どんな店を持ちたいと思っているか?

ちょうど、2年前に書いた頃は、日本風のお弁当屋がいいなーと思っていた。

こっちにきて、持ち帰りの食べ物屋がないから、そういうコンセプトの店があれば、
特にランチタイムや仕事帰りには、人気が出るに違いない。
日本の習慣をこっちに持ち込めば・・・、そして、それが根付けば・・・ 「食スタイルの輸入」で面白いと思ったのだ。

又、当時の自分の持っていた調理技術で、出来る事は何か?という発想から来た部分もある。

この2年ちょっとで、その食べ物の持ち帰りの役割というのは、レストランが担っている事を知った。
もっとも、マクドナルドやKFC、それに宅配の配達がかなり幅を利かせているのが、現実ではあるが・・・






最近は、「どのような店を出したい・・・」と思っているか?

よく、聞かれる。

正直、まだ自分の中で1つだけに、しぼってはいない。

「やりたい事と出来る事」のバランスが必要という事もある。

レストランというのは、とても大きな金額の投資が必要になる。
そして、最初の1、2年の厳しい立ち上げの期間を乗り切るだけの財力も必要になる。
そんな中、やりたいからと言って、金銭的な事を度外視出来ない。

こちらで、実際に店を持たれている、ある人のアドバイスでは、
「最初は、小さく始めてお金を作るんだよ。それから自分の本当にしたい事をやるんだよ」
「最初から、椅子・机から、調理器具まで、すべて新調し投資して、どうするの?」と。
確かに、ごもっともである。


そーなると、フードコートなどは、比較的に投資が少なくて済む。

ただ、色々なタイプの場所で働いてきて、2年前は選択肢に合ったフードコートも、
今は「フードコートはちょっと・・・・」と、思うようになった。

僕も含め、一般にフードコートに求めるのは、安さと速さで、美味い物を求めては、行かない。
もちろん、中には、フードコートでも美味しくて人気があるところもあるのだが・・・・

一度店を始めると、そこで3年〜5年は、続けないと・・・と、考えている僕にとっては、その環境はwelcomeではない。





もし、CBDに店を開くのであれば、今現在アデレードにある、既存の日本食レストランとは違うタイプの店にしたいと思っている。

最近、とても興味があるのが、居酒屋スタイル

これを30席−40席程度の客席で、やっていけたら面白いなーと思う。

夜、仕事の帰りに、たまにチャイナタウンのレストランに、仕事仲間と寄る事があるのだが、
一皿一皿はそんなに量が多くないけど、みんなでシェアしながら、食べれるので、色々と楽しめ、満足感があるのだ。

それを、日本食でも出来たらと思っている。

オントレーサイズの料理を一皿 $8-$13程度で、楽しんでもらう。

それに、食事を楽しみたい人向けに、御飯や味噌汁のセットメニューもオプションで用意する。

大きいテーブルも用意して、そこには、8人−10人くらい座れるようにして (まーテーブルをくっつけたらええねんけど)

ワインだけでなく、日本酒や焼酎なども5,6種類用意して・・・

今年のように寒い冬は、熱燗などの体が温かくなる酒って、個人的に大好きだし。


夜は居酒屋だけど、ランチタイムも、ビジネスマンの集客が望めるところなら、
日本食の定食を用意して楽しんでもらいたいなーって思う。


日曜日は、休業日にする予定。

今は、土曜日も日曜日も、昼前から夜遅くまで働いているけど、そういう生活には、非常に疑問を感じているから。
たとえ、自営業であっても、海外に住んでいるんだし、家族と生活する日は、1週間に1回はないと。

実は、この路線でいくなら、名前もすでに決まっているんだけど、それはまだ秘密。


「2008年後半か2009年中に、ここアデレードで食べ物屋を持つ!」

って、2年ちょい前に書いたけど、これは予定通りか、場合によっては、今進めている話が順調に進めば、ちょっとだけ、早い可能性もある。

どちらにしても、非常に楽しみ。

どうなるにしても、ワクワクするよ! いいね。夢を実現する為に頑張るって。

2007年7月16日
KAPPA