SUMIN日記 2007年2月 第3週




今週は、かなり凹んでいた。その原因の一つに、カッパの仕事がフルタイムのオファーをもらったのが発端で、
自分達の置かれている現実を思い知ったからだ。(‖ ̄■ ̄‖)

でも、本当はこれは嬉しい話で、日本でシェフの経験の無い、新卒のカッパをフルタイムに雇用してくれるなんてありがたいことなのだ。
そのことは、充分に理解した上での話である。


フルタイムに雇用されると、給料がかなり減ってしまう。その代わり、有給休暇や疾病休暇などなど保障の面は充実する。
そして、今後考えなければならない家を購入する際のローンも組みやすくなるのかな?

まぁ、いずれにしても嬉しい反面、やはり生活は厳しいことをカッパが持って帰ってきた契約書を見ながら、
カッパと二人で今後のことを考えた。



でも、その前に、この年収で今後の生活はどうなっていくんだろう???オーストラリア人的にはどうなのかな?
ここで、またオージーの友達に、契約書の内容など見てもらった・・・。

結果、いい話だけれども、生活はキツイということが再確認されたのだ。(ノд`@)アイター
現に、ローカルの人でも、フルタイムだと給料が減るから、カジュアルのまま働く人も多いのが現状なのだ。 

その友達は最後にこう言った・・・。
「カッパ&Suminの世代の生活は厳しくても、Sho & Ko の世代、そして、その次の孫の代には楽になるはずよ。
移民の初代は、生活はキツイのは仕方がないじゃない。」


そりゃそうだ。数年前まで、日本で暮らしていた私達が夢だけで、違う国で悠々自適な生活が送れるなんて思っていなかった。
けれど、現実を突きつけられて、結構凹んだのも事実である。


ならもっと、しっかり自分達のレベルを知らなければ・・・



また、近くのMORTGAGE(ホームローン)の事務所に行ってきた。
厳しい現実の数々・・・ 今の段階で買える家は、Unitなどのアパートのような感じのもので、
子持ちの私達家族には、手狭に感じるような物件か、家を購入する場合治安的にやばいエリアだけなのだ。
そして、その支払い金額も、結構キツイ!物価が高く、生活費だけでもキツイのに、ローンまで組めるかっつーの!!てなわけ。
でも、私達もいつまでも、賃貸住宅でお金がドンドン出て行くような生活を送ってはいられないし、
オーストラリアでは、きちんと家なり土地なりを買って、財産として残していくという、人々の生活スタイルがあるからだ。

オージーの友達は、

「いつまで、そんな賃貸の家に住んでいるの?目を覚ましなさい。5年後には何も残らないわよ!
オーストラリア人が嫌がるYackey House(ボロ家)を買いなさい。修理すればいいじゃない!一緒にやってあげるから・・・。」
と、時々メールに格安の物件の情報が添付されて送られてきていたので、家も含めて今後のことを考え初めていたからなのだ。



厳しいね・・・どこで暮らしても・・・。



前に、日本人の移住の先輩に


「移民はね、家を持たないとだめなんだよ。」

と、言われた事があって、今週その理由を聞く機会があった。


「私達は、移民でしょ。移民には、年金はないからね。財産が残るようにしていかないと、老後どうするの。
働けなくなる時が誰でもくるでしょ・・・。」
との事だった。



本当だ!ちゃんと、残していかなくっちゃ!!



移民か〜・・・。 「移民」
とはを・・・広辞苑で調べてみた。

「他郷に移り住む事。特に労働に従事する目的で海外に移住する事。また、その人。」

きっと、多くの日本人の移住の目的は、労働を目的なんて思っていないはずだ。
私達も含めて、「日本よりほんの少しのんびりライフ」を夢見てオーストラリアにやってくる。


孫の代に安定する生活を希望して、移住しないはずだよね。


「Sumin & カッパ の代は大変だけれど、孫の代は安泰よ・・・」
この言葉が、今週は頭の中をグルグル駆け巡った。


私は嫌だ。孫の代に安泰なんて・・・。
ヤダ(゚ロ゚*)ノ



自分の代に安泰な生活を送れるようになりたい。 だって、そのために日本にあるものを全て処分してきたのだから・・・。


今の私に何ができるんだろう? 


掃除婦、Hotelのベッドメーキング、フードコートのお皿下げ&テーブル拭き、ショッピングセンターのカート集め。

私は、お陰さまで五体満足だ。でも、英語力が足りないんだから、体を使って働けば何とかなるかしら??



こうなったら何でもやってやる!!\(`O´θ/



カッパも私もまだまだ移民になる駆け出しだけれど、まだまだ若い。
孫の代に安泰・・・ なんて吹き飛ばすくらいに頑張らなくては!!と、気温40℃を超えたある晩に誓い合った・・・。


そういえば、私達の結婚生活はこんなことの連続だ。
新婚時代に住んでいた名古屋のそこそこいい感じのマンションを引き払って
大阪のボロボロの公団住宅に引っ越した時(カッパの転職もあって)、
持っていたソファーやコーヒーテーブル、テレビ(セカンドで使用)などなど
セカンドハンドに二束三文で売り払い、かなり生活の質を落とした。



そして、
そこで移住するためのお金を作ってきたのだ。


また、同じような状況が来ている。生活の質を落とす事に、なんら躊躇せずに一度捨てること。
これが、新しく始まる移民1代目の生活を受容することなんだと思う。こだわっていたら進めないんだ。




前向きに受け入れよう。(0^ー^0)



そうそう、今週で2回目のお寿司を小学校に卸す仕事。

朝の段階から、追加の電話があったりして、人気メニューになりつつあるそうです。(v^ー°) ヤッタネ

水曜日の朝は、夫婦でゴム手袋してお寿司のパック詰めをしたり、忙しいけれどなかなか楽しい。
今週末は、チャイニーズニューイヤーフェスティバルに出店する「たこ焼き屋」どうなるだろう・・・。

現実には、色々あるけれど、頑張って働いていれば、そのうちきっと・・・・。と、思っている今日この頃・・・。


家族のためにも、自分のためにもアデレードドリームにしないとね・・・。







     

左)長男の小学校のTuckshopの掲示板にお寿司の案内を貼らせてもらいました。

右)オーストラリアの小学校に子供が飛び込んで、いいな〜と、思う教えの1つに
「The 5 L's of Listening」があります。

1 Looking (話してる人を見る)
2 Legs Crossed(オーストラリアの聞く姿勢である「あぐら」をかく)
3 Lips closed(お口は閉じる
4 Hands in Laps(手は重ねる)
5 Listening(話を聞く)


この教えが徹底しているので、集会の時、誰かが1人が手を挙げる(5'’Lという意味)と静まります。
先生が「静かに!!」と、言わなくても小さな子達までが聞く姿勢をとるので、
この教えはいいな〜と、思っています。