オーストラリアでのINTERNET事情 2006 〜我が家の場合〜
今回、2006年Versionとして、書き直したので、参考になれば幸いです。
オーストラリアにやって来ようとしている人が気になる事の1つに、「オーストラリアのINTERNET事情」 がある。
今や、日本に住む多くの人達にとって、欠かせないインターネット
海外で生活するには、なおさら重要になってくるからに他ならない。
オーストラリアに来て、1年ちょっと。
ある程度、オーストラリアのネット環境が分かって来たので、そして、メールで何件かネット環境の質問も頂いたので、
「どんなプロバイダーがあるのか?」
「日本のプロバイダーと契約してローミングした方がいいのか?」
「日本から持っていったパソコンで問題なく使えるのか?」
「ブロードバンドなのか?どれくらいの料金がするのかなー?」
と、色々な疑問の回答になればと思い、これを機会に 情報を Update する事にしました。
まず、アデレードに到着してすぐにインターネットができる場所と言えば、今や世界中何処にでもあるインターネットカフェ
もちろん、ここアデレードにもある。
観光客のいない地方に行っても、町立の図書館で、インターネットを利用できる。
昔は、日本語のページなんか文字化けして見れなかったが、今ではOS(Windows XP) が複数言語対応なので簡単に見れる。
OSに日本語入力モジュールの設定がされていれば、英語版のWindowsでも日本語入力が出来たりする。
アデレードのネットカフェの場合、日本人をあまりtargetにしていないから、日本語入力には対応していない所もある。
けど、留学エージェントなどに行き、いくらかのお金を払うと、日本語環境でインターネットが出来るので心配はいらないと思う。
学生の場合だと、学校の図書館で、インターネットが使用できたりする。
ただ、これも学校やキャンパスによって日本語対応が違っていたりする。
例えば、TAFE SAの場合、City campus は、すべてのパソコンで日本語や中国語、韓国語の入力に対応できるよう設定されている。
ちなみに、hotmail等の web mailが使えるのは、夕方5時(だったかな?)以降と制限されている。
一方、同じTAFEでも、Regency campus の場合、日本語や中国語、韓国語の入力に対応できる設定にはなっていない。
日本語のwebを見る事は可能だが、入力は出来ないのだ。(Yahooでちょっと検索しようと思っても、検索したい字が入力できない歯がゆさ・・・)
このように、微妙に不便な状態だったりする。
今や学生でもワーホリでも、デジカメとノートパソコンは、持ってい渡豪することが多い。
ならば、可能なら家で自分専用のパソコンでインターネットをしたいと思う(でしょう)。
そうなると、プロバイダーとの契約が必要になってくる。
シドニーやゴールドコースト、メルボルン等であれば、日本語情報誌等に、日本語サポートのある、日本人向けプロバイダー広告もあるので簡単に決められるが、
アデレードには、残念ながらそこまでの情報や日本人をtargetにしたプロバイダーがない。
まず、一番とっつきやすいのが、契約の必要のないプリペイドタイプ。
僕の場合もオーストラリアに渡って来た最初は、プリペイドタイプのダイヤルアップのinternet接続を利用した。
電気屋などで暗証番号の入ったカードが売っていて、「45日間有効 合計20時間まで 19.95$(約1650円) Bigpondの場合」等とあるのだ。
とりあえず、オーストラリアに来て、自分のパソコンでインターネットを使用したいと言う人の最初の一歩にはお勧めである。
ノートパソコン(デスクトップでも)に、モデムがついていれば、すぐに使用できる。
自分の場合、世界61地域対応グローバルモデム内蔵の東芝のノートパソコンを使用していたので、
「自分のパソコンのモデムがオーストラリアで使えるかな?」と言う心配は無かったです。
プリペイドは、割高なので、ダイヤルアップのモデム接続を長期的に使い場合は、月払いの方が良いでしょう。
こっちは、課金システムが日本と違い、何時間使用したかではなく、どれだけデータのやり取りをしたかで、料金が請求されます。
そういったデータの制限がない無制限タイプだと、月額 $25.95(年間契約だと$21.95)になるようです。
けど、 これって高いですね・・・。
実際には、色々と料金プランがあるので、webなどでcheckしてみてください。
こっちの市内電話は、契約によるけど、25セント〜40セントで時間無制限で話せるので、その点ではダイヤルアップも日本よりはメリットがあります。
ただ、モデム接続なので、日本でブロードバンドに慣れた人は、接続作業や画面の表示の遅さにストレスを感じる。
正直、画面の移り変わりが遅いと、パソコンの前で無駄な時間を過ごす事になると思うので、個人的には、強くブロードバンドをお勧めします。
僕の場合も、日本ではブロードバンドを使用していたので、同じレベルとは言わないまでも、
ある程度高速通信がしたいと思い、色々プロバイダー探しをした。
ただ、こっちのINTERNET(ADSL) プロバイダー契約には、日本と比べて困った点が数点ある。
・最大通信速度が1.5MBである(256kbps/512kbps/1500kbpsの3種類)
日本では、最低でも8MB 最高50MB 光も普通になってきている
オーストラリアも最近になって、プロバイダーによって、地域によっては ADSL2+ という24MBのサービスが始まりはじめている。
・データ送受信に制限がある(送受信あわせて 10GB/月 を超えると64kbpsまで通信速度が落ちる)
これは日本には無い概念である。もっとも、使ってみると、低速なのでファイル交換ソフトを使用したりしない限り、10GBはなかなか超えないが・・・
・月額料金が高額である (1.5MBの場合、通信無制限で99.95$/約8300円/月間)
日本では、4000円前後が主流である。速度のことを考えると割高だなー
・モデムなどのレンタル制が無いので、初期費用が高額である
日本では、初期費用無料とか最初の2ヶ月無料とか、無料出張設定とかが当たり前なのだが・・・・
オーストラリアでも、24ヶ月の長期契約をすると、色々と安くなったりするが・・・・
(以上 Bigpondの場合)
という事であるが、やはり日本との連絡手段やオーストラリアでの各種情報を探すのには、今や「生活にinternetは不可欠だ」と思うと、
ブロードバンド(ADSL)は欲しいなーと思い、よく分からないので来た当初は最大手のBigPondとADSL契約をした。
BigPondとは、Telstra(オーストラリアのNTTみたいなもの)が運営するブロードバンドサービスで、オーストラリアでは圧倒的なシェアを持っている
初期費用と月額費用は税込みで以下の通りだ。
初期費用 ・登録 & 自分でネット設定をするCDキット + 4 Port モデム(買取) $289(約2万4000円)
月額費用 ・512kbpsのダウンロードスピードで無制限ダウンロード契約 (家の電話 市内・長距離ともtelstra契約で割引後) $69.95/月(約5800円)
(以上 Bigpondの場合)
さすがに、費用の事(Bigbondは大手なので高め・中小のであれば、もっと早くて安いのもありらしいです)を考えると、最大512kbpsタイプが精一杯だった。
けど、512Kbpsでも非常に快適である。
日本のブロードバンドサイトが見れるのだ。もっともよく見るのが、Yahoo Japanの動画ニュース
これを見ると、主要なニュースだけだが、日本で放送されたテレビ局のニュースが見られるのだ。
又、SKYPE 等も動画チャットを含め利用できる。さすがに、動画チャットの時は、時々音声が途切れる時があるが・・・
Big Pond に関しては、料金以外は全く不満がなかった。
ただ、価格には、すごく不満があったので、1年の契約が終了した時点で、比較的割安のTPGというプロバイダーに乗り換えた。
TPG は、企業概要を見ると、オーストラリアのITカンパニーで、2番目に大きなオーストラリア所有のプロバイダーであるらしい。
料金を比較してみると、
512 kbpsの通信速度のコースで 月額 $49.95 そして、20GB/月までのデータ送受信制限
Bigpondと比べると、月額20ドルも安いのだ。
しかも、毎月500分無料のインターネット電話付
これで、市内電話等も安くなるので、と思って、乗り換えたのだ。
ただ、新しいプロバイダー(TPG)を使い始めて1ヵ月半 色々と問題も発覚。
・同じ512kbpsの契約だけど、Big Pondと比較すると、スピードが落ちた。
Yahoo Japanの動画ニュースで、画像が紙芝居状態になる事が増えた。
・インターネット電話 (YAHOOのBB PHONEと同じ感じ) は、使えない
512kbpsの回線速度をベースに、IP電話にしているので雑音が入りすぎて実用レベルではない
電話の発着信などの接続が非常に不安定(一般電話からの着信も失敗する事が多い)
1800などから始まる番号等、かけれない番号が多く存在する
通話料金は、プリペイド式前払いである
・インターネットのページがちゃんと見れない
このアデレードドリームのページを更新しても、自分が見れるのは、数時間〜12時間後に見れるようになる。
最初レンタルサーバーの不具合かと思い問い合わせたら、
「お客様のプロバイダ、経路途中で古いキャッシュが残っていて、それが表示されている可能性がございます。
経路途中に関して、海外からのアクセスですとこの傾向になりやすくなります。」
との回答 今までのBig Pondではなかったトラブルなので、TPGのせいでしょう・・・
と、BigPondと比較すると、正直「安かろう、悪かろうやなー」って、思う。
けど、その悪さを考慮に入れても、月20ドルも安いのは魅了だし、もう一度選択し直せるとしても、TPGを選ぶでしょう。
ちなみに、今後のインターネット環境ですが、2006年9月位には、レベルアップさせたいと思っています。
TPGがADSL2+ のサービスがアデレードでも始めるのです。
これは、最大24MBのスピードが出る オーストラリアでは次世代のサービス(日本ではすでに数年前に導入され当たり前だけど・・・)なのです。
12ヶ月契約が必要になるけど、今とほぼ同じ月額49.99ドルで、その最大24MBのスピードが使用できるのだ。(18GBまでのデータ送受信制限の場合)
これで、日本のブロードバンドサイトがゆとりを持って見れる!
そうそう、もう1つ残念なお知らせが、海外で日本のGyao等のブロードバンドサイトを楽しもうとすると、多くのサイトで、
「本サービスは国内限定となっております。海外在住の方はご利用いただくことができません。何卒ご了承ください。」 と、表示される。
今は、回線速度がネックで楽しめないけど、スピードが出てもそこの問題があるねんなー。
BIGPOND http://www.bigpond.com/
TPG http://www.tpg.com.au/
ちなみに、BigPondとTPGのプロバイダーの実測スピードを日本のブロードバンド計測サイトに接続して計測してみました。
参考までに
測定サイト http://speed.rbbtoday.com
BIG POND (512Kbps)
計測日時 : 2005年5月27日金曜日 22時33分 下り(ISP→PC): 150kbps 上り(PC→ISP): 60kbps
計測日時 : 2005年8月28日日曜日 03時56分 下り(ISP→PC): 409kbps 上り(PC→ISP): 110kbps
TPG(512Kbps)
計測日時 : 2006年4月17日月曜日 22時17分34秒 下り(ISP→PC): 118kbps 上り(PC→ISP): 109kbps
計測サイト http://speedtest.goo.ne.jp/flash.htm
BIG POND (512Kbps) 2005年8月28日 4:37 0.45Mbps
TPG (512Kbps) 2006年4月17日 22.45 0.32Mbps
この情報は、2006年4月現在の情報ですので、時間が経つにつれて情報は変わります。最終的には、金額など再確認を強くお勧めします。
2006年4月17日
KAPPA