今日から学生生活最後の半年が始まる
2006年7月24日(月)
Diploma of Hospitality Management (Cookery Stream)が始まるのを前に
思い起こせば、2003年12月にシドニーに仕事探し(ビジネスビザ
スポンサー探し)に来た時に、
ビザエージェントとのコンサルティングの中で、急遽方針転換して、
学生としてCommercial
Cookery(調理師コース)の道を進むと決めた時から、すでに2年半が経っている。
1年半前に Certificate III
Commercial Cookery
の授業が始まった時は、
クラスで唯一の留学生で、先生の言っている言葉が全く分からず、
キッチンでの実習がメインの最初の1年目さえも本当に修了できるのか非常に不安だった。
今年の2月に授業が始まった時もやはり不安だった。
Theory
(理論)中心になり、実習(Practical)でカバーする事が出来なくなるからだ。
普段の授業を聞くにも、プレゼンテーションなどでグループワークをするにも、レポートやエッセーを書くにも、すべて英語力が必要だからだ。
去年は、weekday
も含め週3回ペースで働いていたが、
今年の前半は、土曜日1日のみの仕事に減らした。
去年より予習復習・assignment(宿題)に追われるのを、人より英語力が低い僕は、時間でカバーしようと思ったからだ。
この取り組みは功を奏した。
おそらく、クラスメートの中でも最も
assignment に時間をかけて、かなり良い quality
で提出できたと思う。
恐怖だった英語で受ける理論の授業も、僕にとっては意外に楽しかった。
Certificate IV
Commercial Cookery は、「管理者 = head chef 又は Executive
chef」
としての仕事を学ぶ事が多かった。
習う教科として、
例えば「人の管理監督」や「在庫管理」「料理提供における収入とコスト計算」「財務管理」
「市場調査によるメニュー作成」「イベントや宴会におけるケータリング計画」等の科目があった。
もともと、日本でビジネスマンとして仕事をして来たので、業界は違うけど管理の仕方のイメージはつくし、
Hospitality業界は、物の流れのある一般客向けの市場なのでわかりやすいのだ。
「講義で先生の言っている事を理解しているか?」と聞かれると、おそらく60%位だけど、
内容がそんなに難しくない事もあり、復習で80%位の理解度は持って行けたと思う。
それでも、毎週の様に色々な科目の
assignment
の提出期限を迎えるので、学期中は休む暇がなかった。
特に3つの大きなレポートが大変だった。
うち2つは、「市場調査によるメニュー作成」
という教科からで、
もう1つは、「イベントや宴会におけるケータリング計画」 からだった。
作製したレポートは、それぞれ50ページほどに及ぶ大作の
assignment であった。
又、グループ(3人1組)プレゼンテーションも2回あったが、最も印象的なのが 「仕事場における健康・安全・保安」
という科目。
その科目の中で、「仕事場におけるアルコールやドラッグの危険性」というプレゼンを作ったのだけど、
プレゼン中に(僕らのグループだけ)5分間のショートムービーを作ったのだ。
僕がアイデア・脚本・カメラ・監督をつとめ、相棒の2人(リチャードとナイジェル)が出演したのだが、
comedy
タッチなのが大うけで、他のクラスでも公開され、先生方の間ではちょっとした有名人になったのだ。(出演の2人の方が特に)
そんな感じで、多くのクラスメートは、実習でないのであまり楽しそうでなかったが、
僕は今後自分がやっていく店の管理という部分にも直接関係して来る事もあり、
気持ちの上でも100%の力を出しきり、やっている時はつらかったけど、今振り返ると楽しかった前半だった。
ただ、数少ない実習では、一発合格が出来なかった科目がある。
「Food &
Wine」である。
1回の授業につき、5品目ほどの料理と3本のワインを用意し、組み合わせを客観的に述べる、7回の授業があったのだ。
授業自体はそれなりに楽しんだが、8回目の授業は90分のテストで、ブラインド
ティスティング(4本)を含むかなり大きなテストだった。
これには、合格点(80点やったかな?)に届かず・・・
テストに関連する追加レポートを出す形でなんとかクリア!?(今現在、まだ前期の結果を貰っていないので?)
この時感じました。
俺には、「絶対音感」の様な「絶対味覚」は持っていないなー、凡人の味覚やなーと、ちょっと凹みました。
最初の5週間は、付属のレストラン(Graduates
Restaurant)実習もあったし、
本当に内容の濃い、色々楽しめた前半の Certificate IV Commercial
Cookeryでした。
今日から、Diploma of Hospitality
Management(Chef向け)が始まる。
去年後半、このコースを進むことを決断した時は、Certificate IVで理論70%
キッチン実習
30%
Diplomaになると、理論100%と思っていた。
少なくとも、履修予定科目を見ていると、そういう印象だった。
ただ今回、後期の実際時間割を貰い見てみると、最初の2週間は、朝9時から午後3時まで、みっちり理論の授業があり、
それ以降は途中1週間の学期休暇があるが、計12週間(3ヶ月)もTAFE付属のレストラン実習(Graduates
Restaurant)があるので、びっくり。
この半年が修了すると、仕事として本格的に実際のレストランに飛び込んで行く状況の中、現場であるキッチンに長く立てるのはありがたい。
ただ、今年前半は、1日2時間の理論の授業をベースに、ステップを踏んで習っていったのに、
この後半は、理論の授業が1日当たり5時間半と長く、2週間に詰め込まれたのは、ちょっと恐怖である。
各科目のassignment(宿題)の提出期限までは、約4ヶ月と長いが、
レストラン実習の合間に各個人で行うassignmentはすべて自習ベースになるし、
前期よりも大きいassignmentが待っていると思うと、ちょっと怖い。
ただ、これを確実に修了すれば、永住権申請だ!
提出した後も最後まで「通るかなー」
とか心配するのは嫌なので、用意周到に頑張りたいと思う。
最後に・・・
実は、3日前の金曜の夜に、一緒にグループ旅行にも行ったクラスメートの韓国人のデイワンから電話があった。
「単位を何個か落としたので、同じクラスとして後期に参加できなくなった。」と言うのだ。
後期の授業が始まる3日前の金曜にTAFEから手紙が届き、即日、学校に行って話をしたが、
Cookeryコースとしては、次のステップには踏めないと言う事なのだ。
前期の学期中に聞いていた情報が頭を過ぎった。
「Cookeryコースとして、Diplomaに進むには、Certificate
IVの単位を1つも落としてはいけない」と言う・・・
デイワンとは、前期のレストラン実習でペアを組んでいたので、後期も・・・と思っていたのに、正直僕にとってもショックだった。
彼の単位を落とすなら落とすで、それに対する警告をしなかった担当教官にもう少し事前に何とかならなかったかとは思う。
もちろん、その結果を招いた本人が一番悪い事には間違いないのだが、それで失う物が大きすぎる・・・と思わずにはいれなかった。
又、後期すぐにレストラン実習が始まるので、そのupをしたいと思っています。
では!
2006年7月24日
最後の半年が始まる日の朝
KAPPA