2005年前半 TAFEの仲間達
今回は、TAFEのcommercial cookeryの仲間について書きたいと思う。
AdelaideのCity campusのcertificateU ”kitchen operations”は、今年の前期、3クラス(max15名/クラス)開講されており、
それぞれ1月開始(PACC-A)、2月開始(PACC-B)、3月開始(PACC-C)と若干開始時期がずれて、それぞれ授業が進められている。
留学生のほとんどは、1月開始のクラス(PACC-A)に入っているが、僕は、以前にも書いたが、
開講日の連絡の間違いなどがあり、2月開始(PACC-B)のクラスに変更して(遅らせてスタートさせて)もらった。
僕の様な海外からの留学生は、基本的に、前期 certificete2 ”kitchen operation”、
後期 certificate3 ”commercial cookery”を行い、前期と後期の間にwork experienceを行う。

左) 今年の前半に使用した教科書達 学校が科目毎に支給してくれるので無料なのは助かった。
TAFE SAやAdelaide campusが編集したオリジナルの教科書です。
右) 聖書の様に分厚いレシピ集 すべてのフランス料理が入っていると思うくらいの太さです。
これは、さすがに高いので、図書館で借りて間に合わせています。
僕のクラスメートは僕以外、現地の学生なので、基本的にcertificate2コースのみで完結する人がほとんどである。
ちなみに、「修了後みんなどうするか?」と言うと、apprentice ship(徒弟制度)を利用して、
3年〜4年レストランで働くケースが多いらしい。
徒弟制度と言うと、非常にこき使われそうなイメージがあるが、政府が色々とルールを作って
その元で運営されているので、日本のそれとは、ちょっと違った感じらしい。
基本的には、年齢も性別も国籍も関係なく利用できるらしいが、
やはり若い方が良いと先生は言っていた。(もっとも僕の場合は、働くビザがないのでどちらにしても無理だが・・・)
ちなみに、みんなの将来の夢は、Head chef(料理長)になりたいや、レストランを持ちたいと言う人もいたが、
料理の腕を生かして海外色々な所を旅したい(渡り歩きたい)と言う人が、一番多かった。
たしかに、調理(料理)と言うのは、世界共通どこでも通じる技術なので、
(例えば、僕が日本料理の腕が立つ寿司職人であれば、世界どこでも渡り歩けるので)有効な方法だ、なるほどなーと思う。

サラダのレッスンではこんなものを作りました。
左) このプレゼンテーション(盛り付け)は受けました。
アボカドの中にカクテルソースを入れているのだけど、そこにはパセリの木が生えていて、
海老がカクテルソースを舐めているのです。こういう面白みのある盛り付けをテーマにしたレストランって面白そう。
右) シーザーサラダです。 一番好きなサラダの一つです。
そう言われると、たしかにこの分野と言うのは国際的であると感じる。
アデレードのTAFEだけかもだが、イギリス系オージーより、
イギリス以外の国出身の移民の人達がchefになる事が多いのかなーって気がする。
反対に、front house(接客関係)を学んでいる人達は、イギリス系の人達が多い気がする。
そうそう、先生も移民が多い。(と言うか、これがオーストラリアの標準なだけなのかもだけど、
なんせまだまだ僕の知っているオーストラリアの世界が狭いので・・・)
Brian先生はスコットランド デズィー先生はギリシャ Brigita先生はクロアチア
Gunter先生とPeter先生はドイツ系・・・ 他にも移民系先生が多いのだ。
先生も、料理をきっかけに海外に飛び出そうと考えているクラスメートと同じ様なきっかけで、
オーストラリアに来たのかもしれないし、あるいは、すでにオーストラリアに親の世代から来ていて、
生活する中で文化の違いを感じ、それを売りにするには食文化!と思ってシェフの道を選んだのかもしれない。

Kangaroo Ragout
カンガルー肉は、medium rare位がbestな焼き加減 あんまり焼きすぎると、硬くなります。
個人的には、そんなに好きでないなー なんか柔らかいだけで、歯ごたえがないし・・・
先生と同じく国際色豊かなクラスメートは、15人いる。いや、いたのだが、現在は12人になっている。
ジムキャリーの様なひょうきんなJames(ジェームス)と、
ちょっと年配系、元軍隊にいたChris(クリス)は3月、コースが始まって早々に辞めた。
そして、Ryan(ライアン)もApprentice shipを見つけたとの事で4月中旬から来なくなった。
今現在のクラスメートの12人は以下の顔ぶれだ。
以前にも紹介した中国人とベトナム人のハーフ、kitchenでの相棒Tony(トニー)
恰幅のいい、ちょっと皆から鬱陶しがられているゲイ?のJohn(ジョン)
リトアニア系女性のMichelle(ミッシェル)
女性だが背が180cm以上と高い、料理の腕がクラスno.1のNarelle(ナレル)
コンピュータゲームが大好き、日本(料理)にも興味がある、親がレストランを経営しているイタリア系Dan(ダン)
クラスで一番人気、目がクリッとした女性Sarah(セーラ)
まだ17歳、飛び級で進級したのでyoungestなMaddy(メディー)
壁に芸術的落書きをするのが好きなJaime(ジェイミー)
僕を除くと最年長、大学に行っていたが方向転換、料理の道を歩み始めた20歳の女性Mel(メル)
Holden(オーストラリアの車会社)が大好き、いつもHoldenの帽子やジャケットを着ているRegi(レッジィ)
インドネシアとイギリス人のハーフ?英語はペラペラだが、一応international studentの位置づけのJihan(ジーハン)
唯一の留学生、日本からやって来た最年長、私Taka(カッパ)なのだ。
Melを除いて、皆高校を卒業したばかりの18歳 かたや自分は31歳
日本でだと、どう考えても世代の違いがあり、そのギャップは埋められなさそうな気がするが、
こっちでは、僕の英語力の未熟さのせいか、あるいは、話が合わなくても、文化・国が違うからと、
思ってしまうからなのか、全くgeneration gapを感じない。
アジア人は若く見えるから、と言うのもあるかもしれない。
(実際、31歳で子供2人もいるよ!って言っても最初冗談だと思っていたみたい)
英語力と言う部分が足を引っ張っている事は否めないが、クラスメートとも楽しく授業を受けている。
5月9日の週からは、TAFE内にあるトレーニング用レストラン”Bistro Tiros(タイロス)”で、
実際に一般の客を迎えてのサービスレッスンが始まる。
クラスメートと共に、lunchの仕込みをし、lunch timeには実際に注文に応じて調理し、お客に提供するのだ。
それが4週間続くが、終わると、このクラスは修了である。
ちょっと、寂しい気もするが、それよりも目前の本番 兼 実習。
実際にkitchen handではなく、調理師として動くのは楽しみだ。ワクワクする。
又、報告します。
2005年5月2日
KAPPA