カンガルー島 写真&旅行記 後編



2日目は、午前中北海岸をドライブした。
ドライブと言っても、カンガルー島のドライブは非常に疲れる。
島の周回道路だけはアスファルト化されているが、他の多くの道は、アスファルト化されていないあぜ道なのだ。
キャラピラ車がぬかるんでいる時に通りそれが乾燥し固まった様な凸凹があり、乗用車で走るとガタガタ揺れて非常に不快である。
しかも、マイカーはサスペンションが沈み切ったような車なので、衝撃吸収率0%
子供達は、ジェットコースターとか、F1みたい(それを言うならラリーだと思うが)と喜んでいたが・・・。



        
 
左) 尾根を海に向かって走る道 まさにジェットコースター 運転していても楽しかったです
中) 動物が超えない様に仕掛けがされている道(タイヤの間)
右) 芸術作品の様な木




  


けど、アスファルト化されていない道は非常に自然に近い状態でもあり、目に入ってくる風景がより自然に見える。
何処でもアスファルト化してしまう日本と比べると、費用的にも環境的にも良い気がする。
そんなガタガタあぜ道も、2時間位走っていると慣れてきた。
そして最後は、updownの続く直線道路を60km/hで快調に飛ばしていた。

そんな時、ちょっと先の道にコアラが、ヨイショヨイショとリズミカルに歩いているではないか!
「これは、絶対見たい!」と思い、思わず急ブレーキ!
動物の事しか考えていなかったので、車はスリップし、道路の左側のちょっとした砂山へ突っ込んだ。
コアラは、急に来た車の音にびっくりして、一目散に一番近い木にしがみついて上った。
「ごめんよ!コアラ!脅かして。おいらもびびったよ!まさか、急ブレーキをかけたらスリップするなんて・・・
けど、君に出会えて俺達は幸せだ!」と言いつつ写真を撮らせてもらい、その場を立ち去った。



               

左) Stokes Bayからsecret beachへの道標 岩山のトンネルを通り過ぎると、非常に美しい「秘密の海岸」が・・・ 映画のBeachを思い出しました

中) 非常に間近に見ることが出来た野生のコアラ 動物園のコアラと違い活発です。 ごめんね。びっくりさせて

右) コアラを見つけた時に、突っ込んでしまった砂山を何とかbackした所 後輪がすべりバランスを崩したのでしょう。野生動物には注意が必要ですね。




その後、世界一美しい海に選ばれた事もある(こういうのって多いなー、ここに限らず・・・)感動する程美しいVivone Bayや、
何でどでかーい岩山の上に又これ又デカイ岩があるのー 大男が運んできたのか?という様なRemarkable Rocksを見た。



          

これが、世界一と言われた事もある(らしい) Vivone Bay とその岬の先端にある背の非常に低い灯台





   

Flinders Chase 国立公園内のRemarkable rocks(珍しい岩群)

左) そこに向かう道     中左) 遠くに眺める岬の先端にあるRemarkable Rocks
右2つ) Remarkable Rocksに近づくと、その大きさに圧倒されます。何で丸いどでかい岩の上に、岩があるのだろう。





最後は、日没に合わせて、Admiral Archに行った。
このAdmiral ArchとRemarkable Rocksは、フリンダースチェイス国立公園にあるカンガルー島を代表する最も有名な観光スポットなのだが、
両場所とも僕達が行った時には、先客が帰るところで、おかげで貸切状態で見る事が出来た。
大自然の中に自分達だけだと、自然の中でのちっぽけな無力な自分を感じる事が出来た。

帰る間際になって駐車場に戻っても車も人間もいない状況で、万が一車のエンジンがかからなかったら・・・と考えると、
携帯電話も圏外、最後の見回りもなしの状況では恐ろしいなー、やっぱり無力にはなりたくないなーと思い、急いで宿に向かった。
カンガルー島は、おんぼろ車でドライブするのは、危険な場所であるという教訓をえた。
(まさか次の日に、自分達が教訓に近い事を身を持って経験するとは・・・)



    

左) 赤い帽子が可愛い灯台をバックに息子二人の記念写真
中) ひたすら続く道 しかし、車にはほとんど出会いません
右)荒々しい波が打ち寄せるAdmirals arch(日本語に訳すと、Admiral=提督 arch=アーチ  ????です)





3日目は、さすがに2日間行動的に動いたので、午前中、宿でのんびり休息してから出発した。
運が悪く、たまに小雨の降る天気で、何処かに寄りたいなーという気持ちも起きず、とりあえず島内一大きいKingscoteという街に向かった。
そこで、ランチをして「さーそろそろ行こか!」と車に戻った時、ふと見ると右後輪がパンクしているではないか!しかも、ペチャンコに!
直前、SUMINが運転していたのだが、砂利道から出る時の加速で、なんか変な揺れ方をするなーと思っていたが、
まさかこんな事が起こっていたとは・・・




タイヤがへちゃげる様なパンクは初めて経験しました。



けど、運が良かった。
場所はカンガルー島一大きい町の中、おなかはいっぱい、カンガルー島もすでに十分楽しんだ、雨も止んでいる、
万が一には修理屋も呼べる場所であり&連絡手段もある、帰りのフェリーには十分時間がある。
こんなに環境が整っていると、これも旅の良い経験と楽しくなり、
気がつくとRAA(JAFみたいな物)を呼ばずに、自分でタイヤ交換を終えていた。

けど、早めに気がついてよかった。すでに、タイヤの内側に面した方には大きく裂けていたので、いつバーストしてもおかしくなかったのだ。
バーストなんかしたら、SHOTAは又、「F1みたいー」と喜ぶだろうが、高速走行していたらとても危険だし、さすがに(気持ちが)へこむだろうし・・・。


最初に到着し&最後に戻ってきた旅の基点になったカンガルー島の玄関の様な町「ペネショー」
最後、帰りのフェリーに乗る前にこの町で、オーストラリアの田舎によくある様なホテルのBistoで夕食、その名も「K.I. farewell dinner」を食べた。(勝手に名づけています)
町で一番の飲食スポットなのか、土曜日という事もあって、僕らが食べ終わった6時半くらいには、ほぼ席が埋まっていた。


        

左上) Penneshawの夕暮れ
中) Penneshaw Hotel とは言っても、hotelとしての機能よりもパブやレストランとして運営されている感じでした。


オーストラリアの庶民的なレストランでの料理です。個人的にも、料理に非常に興味がある今日この頃です。
              

左) Steak Diane(tonight specialより)     中)Chicken Breast(tonight specialより)     右) 鶏のグレービ−ソース(お子様メニューより)





実は、この2泊3日の旅行 9回食事をする機会があったのだが、この夕食を除いてすべて自炊かSUMINが作ったサンドイッチ弁当で済ませた。
 「やっぱ、収入のない生活をしていると、お金の使い方が違うなー、旅であっても、家族であっても・・・」と、自分達家族の事を笑ってしまった。

帰りの大陸に戻るフェリーは、僕らの車が一番最後に降りたったので、いざアデレードに向けて出発!という時には、すでに周りには車がいなくなっていた。
真っ暗の道をヘッドライトだけを頼りに、アデレードへ向かう。
まだ9時にもなっていないというのに、秋も深いオーストラリアでは真っ暗。
対向車もまったく無く、「スペアタイヤに問題が生じたらどうしよう・・・」とちょっと不安を感じながら、家に向かった。
小さな町を一つ一つ越え、アデレードが近づくにつれ、段々と対向車が出てきた。
最後、アデレードまでやって来て、電灯のある道路を見た時は、
「何という都会の街なんだ!アデレードは!」と、日本の夜の街とは比べ物にならない程小さな夜のアデレードに感動していた。

あっという間の、2泊3日だったけど、最高のカンガルー島旅行でした。



    総走行距離   798km(3日) 
                アデレード 〜 ジャービス岬(フェリー乗り場)  往復 226 km
                カンガルー島内                         572 km
      
       宿       Western K.I. Caravan Park内 Banksia cottage(国立公園に近くて良い所でした)

      ツアー代      Sealink tours(フェリー会社)  のSelf DriveTour (フェリー往復・宿泊2泊)
                   大人2人子供1人(赤ちゃん すべて無料) & 普通車フェリー往復
                   $520.8 (4万3200円) A$=83円換算 (秋・冬スペシャル料金)


2005年5月10日
KAPPA