アデレードでの家探し〜我が家の場合〜 中編


この頃から、ちょっと方針を変え、いかにも人気がありそうな物件は、外そうと言う事になった。
人気の物件は、不動産屋も急いで誰でも良いから・・・と貸さないだろう。その基準で目をつけた物件が、外見はちょっと古臭い感じの、
けど中身はリフォームされているCITYの北西5kmにある2戸1の家だった。
ここは、polishの床に張り替えられていて、庭にはりんごの木など色々なフルーツがなっている家だった。



これが、その家 (通称 りんごの木の家)

        

これも契約できていたら住んでいたでしょう。2個1の家 裏庭も今の家ほどではないけど、広く、木や芝も青々としていて、
りんごの木をはじめ、色々なフルーツの収穫で楽しめるような家でした。
中を覗くと、キッチンは作りかえられていて、床もポーリッシュに張り替えられています。掘り出し物だと思ったのだけど・・・
2Bed room + Study room で195ドル/週です。


最初、金曜の午前中に不動産屋を訪問して、中を見せてもらえる様に頼んだが、その物件の担当者の人が休みという事で申込書類だけもらい、休み明けの月曜日の連絡を待つ事になった。
そして、月曜日。普通、日本だったら、月曜の朝9時台には、「御連絡頂きましてありがとうございます」とくるが、11時近くになっても連絡が来ず。
しびれを切らして、直接不動産屋に訪問すると、担当者の出社は昼からで、まだ出社していないとの事。
ここで、オーストラリアのスローペースの時間に合わせていては、ホテルを何泊延泊しても足りないと思い、
「じゃあ、中身は見なくて良いので、この賃貸物件の契約をしたいです」と言い、事前に書いていた申込書やパスポートなどの控えをすべて渡した。
ただ、不動産屋に提出しなければならない書類には、以前の賃貸契約していた不動産屋の紹介状や、
賃貸料の支払いに滞りが無かったか等の書類を出すようになっていたので、それは用意できなかった。(日本にいる時から必要だと知っていれば、事前に用意したのだが・・・)
その様な書類不備だからなのか、こっちのビジネスがスローペースだからなのか、中身を見ずに契約を急いでいる事に不信感を持ったのか
収入が無い留学生だからか、騒がしい子供がいるので、家が壊されると思ったのか、理由は定かではないが、
こっちは契約をしたいと言っているのに、「他にも検討されている方もいるので、中を見れる日を設定して連絡します」との返答だった。
(ちなみに、その日の夕方に連絡があり、「木曜日にInspectionの時間を設けます」と言うものだった。あくまでもスローペースだ。)

「又連絡します」と言う話に、これは時間がかかる、「競合もいて住める確証も無いのに、4日も無駄には過ごせない」と判断し、りんごの家は、あきらめる事にした。
実は、その前日の日曜日に、新聞に載っていたりんごの木の家と同じサバーブの賃貸物件のOpen Inspectionを、地域の物件比較にもなるので、参考までに・・・と、見に行っていたのだ。
そこには、Open Inspectionの30分の間に、僕らやインド人家族等含め、4組見に来ていた。
そこで、一応手を打っていた。僕よりも2,3歳上と言った感じの不動産エージェントのモートンとの出会いだった。
「いつから入れるのか?」と聞くと、「いつでも、好きな時から」とモートン
「水曜からでも入れるのか?」と聞くと「もちろん」と。
「申し込みには何の書類が必要なんですか?」「この申込書に記入してFAXを送ってくれたらいいよ」と。
最後に「1日考えさせてくれ」と言っておいたのだ。




初めて今の住む家を見に行った日(オープンインスペクションの時)に撮った写真 まさか、この時にここに住むとは思わなかった。
冷やかし半分で見に行ったのだから・・・・
けど、住み始めて、ここで良かったと、思うことが多くて、非常に満足しています。





正直、SUMINは最初は、その家(特に建物)に乗り気でなかった。僕も、庭が広いのは印象的だったが、それ以外は、特記すべき印象は無かったのだ。
けど、この時の僕達はよいよ、追い詰められて、「もし、契約して頂けるのであれば、この物件で十分、いや、最高です」と言った所まで追い詰められていたのだ。
電話やFAXでは、言葉の行き違いもあるので、そして、何より住めると言う確証(返事)の欲しかった僕らは、早速貰っていたモートンの名刺の住所に直接向かった。
そこは、家の一角を事務所にして個人で代理店業をやっている感じで、家のチャイムを鳴らしたが留守だった。
そこで、名刺にあったモートンの携帯に電話すると、10分くらいで戻ってきてくれて、申込書を渡したら、あっけなく受理された。
そして、希望通り、Australia Dayで祝日の水曜日、午前中に契約書を交わし、昼には入れる事になったのだ。

この時は、非常に救われたと思った。結局、ホテルを3泊延泊し、合計13泊したが、何とか賃貸契約を結べたのだ。
しかも、その後不動産屋のモートンは、入居してからも家の不備などを直してくれたり、色々と動きも良い、ありがたいagentである。
今、振り返ってみると、日本で不動産屋に連絡を取ったり等の事前アクションまったく無しで、2週間後には契約した物件に済んでいる状態を想定したのは、
あまりにも余裕が無いと言うか、あせりすぎだったと思う。

そして、今住んでいる賃貸物件は、あまり期待していなかった分、いい意味で期待を裏切ってくれている。今では、ここに住むことが決まってよかったなーと思っている。




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2005年6月3日
KAPPA