船便 〜日本からオーストラリアへの引越〜



この所、HPのゲストさんが渡豪するにあたり船便についてのご質問を受けたので、我が家の船便について書いてみようと思う。

我が家の船便は、ダンボールも自分たちで購入し、パッキング、リスト作成、港までの搬送、
またアデレードに着いてからも税関・検疫の手続き、荷物の引き取り等全て自分達でやったので、安く済んだ。が、とても大変だった。
船便を出したのは、渡豪1ヶ月前。ちょうど次男がハイハイをする時期で、箱に入れてはひっぱりだされて、なかなか作業が進まなかった。
私たちの使った業者は、「日本ピーディー」という会社。
なぜ、この会社を選んだかというと、6社くらい見積を取った中で、一番安かったからだ。

おまかせの引越しだと、楽なのだが、30万〜60万近くかかる事がわかり、私達の財布には厳しいと判断、自分達でやれる所はやろう。と決めたのだ。


「全ては自分で!」って事なので、まずはホームセンターでダンボールを探した。
普通のダンボールでは、長い船旅の間に乱暴に扱われる事もあるので、2重になっているダンボールを準備した。
大、中、小サイズを、それぞれの荷物に合わせて詰めていった。
※ これは大正解でした。3段、4段とダンボールを重ねるので、普通のダンボールではへちゃげてしまうところでした。
このダンボール丈夫なだけあって、1箱400円ぐらいしたので結構ダンボール代がかかった。(普通のダンボールの1.5倍くらいの値段)
(我が家は、ダンボールに梱包した荷物がトータル42箱と布団袋2袋でした。)

そして、普通の国内の引越しと違って、箱の中に何を入れたか?と、いうのを申告しなければならず、
リストを作り、箱に入れては、何を入れたかを記入していった。

また、オーストラリア持ち込むときには注意しなければならない物などがあったので、本当に時間ばかりかかった。
(例えば、テントを梱包するときには土などがついていないか。
またパソコンのデスクトップ、新品のパソコンもあったのでプチプチで厳重に梱包した。)
そして、衣類などは、すべて100円ショップなどで売られている圧縮袋で圧縮した。
そして、鞄や、箱の隙間というところには歯ブラシや、タオルなど何でもかんでも入るだけギューギューに詰めた。

私は、船便の梱包は、船便を出す2ヶ月ぐらい前から動き出していた。
まず、日本の実家において置く物。処分するもの。そして、船便として送るもの。
この、3つに分ける作業が、意外と大変で、そのうち家の中がゴチャゴチャになって、何度も嫌になっては投げ出していた。
又、船便を送ってからも、日本でしばらく生活を続ける事も考えなくてはいけない。
又、船便に詰め込む直前まで使っておきたかった物も多く、荷物の発送直前は大変だった。

おまけに、いつも背中には次男を背負って、長男の保育園の送り迎えなど、日常の些事で追われていて、
なかなか進まない作業にイライラさえ感じていた。
船便当日なんてラストスパートをかけても間に合わないぐらい、ギリギリまで梱包作業をしていた。
そして、大阪港に運ぶ際には、引越業者を利用した。この業者は、1万3000円ぐらいで港の倉庫に運ぶまでをお願いした。
そして、kappaが港の船便が請け負っている倉庫会社に荷物を受け渡した。


アデレードに着いて、13日目に現在の家に入居した。
そして、その5日後、「kappaが船便が、アデレードに着いたので税関と検疫の手続きに行って来るわ〜!」と、外出した。
そして、その3時間後ぐらいに3トントラックが我が家の前に止まった。
「え〜手続きだけだったんちゃう?!」と、驚いていたら、
運転席からkappaが降りてきて、「驚いた?!持ってきたで!!」と、一言!!本当に、Kappaには驚かされる。

それから、トラックから荷物の積み下ろしを、私たち夫婦2人での作業が始まった。
我が家には、全然じっとできない幼い子供が2人いるので、あやしながらの作業は大変だった。

けれど、何とかなるものである。結局,Kappaと2人で日本から船便を送り、積み下ろしをし、生活が出来るぐらいになった。
良かったことは、大きな家具を送っていなかったから、2人で出来たのかもしれない。



      

)kappaがトラックをレンタルして運んでくれました。
       
船便荷物です。このダンボールを真夏の炎天下、子供をあやしながらの
作業は大変でした。でも、今ではいい思い出です!!


これから、船便を送る方。

私たちのような業者を利用するのなら、早い時期から行動しておいたほうが良いです。
また、業者によってはドアtoドアなどもあるらしいが、楽である分お金がかかる。
自分たちの予算、手間 何を取るかで、船便の方法も違ってくるんだと思う。

こっちに来て思うのは、日本で、100円ショップで売っているような物が、その何倍もする値段で平気で売っているので、
船便のダンボールには、微塵のすきまもなく、持ってこれるものは持ってきたほうが良いです!!
(S字フック、かご類、タッパウェア。スリッパも売ってるけど、高いし履きづらい。あと女性の方は生理用品。こっちのはお産の後に
使ったような分厚い物が多い。薄いのはとても高い1袋700円ぐらいします。オムツをしている子持ちの方は、おしりふき。

売ってるけど、とても高いですよ!!)私は、上記の物を船便で持ち込みました。本当に、送ってよかった!!と、思える物です。

私たちの船便について書いたのですが、もしかしたら一般的ではないかもしれません。
でも、自分たちで全部やってみよう!と、思う方!この業者を使ってみたら安くすむかもなので、見積を取ってみても良いと思いますよ!





KAPPAコーナー

今回の引越し関連費用

名目 金額
(日本円)
金額
(ドル)
詳細
段ボール ガムテープ代 (12月の船便用) \12,730 . 11,12月 船便用に購入したダンボール40箱 ガムテープなど
大阪南港への引越費用 (12月の船便) \16,000 . 12/17 引越業者へ14000円 チップ2000円
海外引越関連費用 日本支払分(日本PD) \95,550 . 12/24 日本ピーディ(株)へ支払い 9万5445円 ※1  振込費用105円
船便 オーストラリア・エージェントに支払い \48,900 $592.80 1/19 現地エージェントに支払い$592.8 GST含む ※2  ($1=82.5円で計算)
検疫 Port Adelaideにて  \4,400 $53.25 1/31 検疫時に請求あり $53.25($1=82.5円で計算) ※3
AVIS レンタカーで、トラックをレンタル \7,700 $93.35 1/31 港から自宅まで荷物を運ぶ $93.35($1=82.5円で計算)
合計金額 \185,280 . .

※1 日本での税関関連代行費用、書類作成、オーストラリアまでの輸送費、保険料5680円含む
    保険は、自分で詰めた物の為、破損に対する保険ではなく、沈没や紛失など届かなかった時のみカバーされる保険
※2 港のservice chargeが$363 他に、terminal handling charge, delivery order, sea cargo automation等の費用
※3 standard lodgement service $14, FFS(Entry Processing) $35.5 等が請求にあり 



荷物データ
   44パッケージ(ダンボール42箱+布団袋2つ)   2125アイテム  計71万円として申告   計 3567kg   4.041m3



時間の流れ

2004年12月17日(金)     大阪市内の自宅より、大阪南港の指定場所まで持込 (引越業者別途手配)

2004年12月20日(月)     最終的に、荷物のサイズ確定した事に伴い、金額請求あり(保険金額を変更したり等やり取りあり) 

2004年12月24日(木)     請求額支払い      1/19アデレード到着予定と聞いていた

2004年12月25〜26日(土)  大阪港(CFS)をメルボルンに向けて出発 船で輸送

2005年1月14日(木)     僕達家族・オーストラリア到着

2005年1月18日(月)      オーストラリアの船会社より、Arrival Noticeを受け取る(学校に届いたのを確認)

2005年1月19日(火)     現地エージェント(メルボルン支店)にコンタクト後、アデレード支店訪問
                  Bill of Ladingの裏面にサインし渡す。お金を払う。Delivery Orderを頂く。 
                  現在、メルボルンで荷物が止まっている状況 手続きが終わったので、アデレードCFSに陸送の手続きを
                  するとの事で、1週間〜10日ほどでアデレード到着  着いたら、連絡頂けるとの事

2005年1月20〜26日(水)  メルボルン港 → アデレード港(CFS)  トラック陸送
                  (陸送区間があるのは、オーストラリアに来てから知りました)

2005年1月27日(木)     夜に、現地エージェントから、荷物がアデレードに到着したので、全館・検疫の手続きをするよう連絡あり

2005年1月28日(金)     アデレード港の税関に予約を入れる(税関は予約制)

2005年1月31日(月)     Delivery Order, Invoice, Packing List, Arrival Noticeを持って行き、税関 → 検疫で手続きをする。
                  即日許可
                  港の倉庫地帯のある保管庫に、レンタルトラックを借りて引き取りに行く → オーストラリアのお家へ



・ちゃんと届くか心配していた荷物だけど、箱を開けられチェックされた形跡も無く、紛失することなく、無事に届いた。
・パソコンや電化製品も、ちゃんと梱包していたおかげで、壊れずに済んだ。
・唯一壊れたのは、食器が5枚ほど。けど、詰め込んだ量からするとほんの少しなので、問題なし。
・税関で関税を取られるのかと心配していたが、packing listを見ながら、数点質問があっただけで、荷物のチェックは無かった。
 たしかに、税関・検疫から荷物の保管している所までは、車で5分ほど移動しないと行けないし、担当の人もいちいちチェックするのは大変だと思う。
・とても、安く出来たので、ダンボール3箱を日本に出る前に頼もうとしたが、荷物が多くならないと郵便局の船便の方が安く出来るよと教えてくれた。
 




以上ですが、参考になりましたでしょうか?


この情報は、2004年末時点の金額なので、状況が変わっているかもしれませんので、
現在の状況は各自確認しましょう。



日本ピーディー株式会社のホームページはこちら
http://www.pd-japan.co.jp/
日本ピーディーの海外引越用ページ
http://www.threeweb.ad.jp/~pdjapan/hikosi/hikosi.html



2005年8月7日
SUMIN & KAPPA 共著