2人で2ヶ月36万円の旅 〜ユーラシア大陸横断バックパッカーの旅〜
第1話 中国 (神戸港〜上海〜北京)
日本(神戸港)から上海へ!!
海外旅行と言ったら旅行会社のパック旅行しか経験したことの無い私にとって、この旅行は全て初体験ずくめであった。
現地に着いて、ホテルを自分で探す!次の都市へのチケットも購入しなければならない。
購入出来た日にちに合わせて、旅のスケジュールが決まっていくのだから。
上海に着くまでは、「新鑑真」というきれいな客船だったが、ここから先が本当の貧乏旅行の始まりだった・・・。

神戸港から上海に向けて出港しました!2泊3日の船旅!!
これが、とんでもなく船酔いするほど激しい航海でした。
2日目なんて、立ってられない、ご飯も食べられないほどで、トイレに行くのがやっとでした・・・。
上海に着いて、まずビビッたのはストリートチルドレン(物乞いをする子供達)、客引きなど、
先進国ではお会いしないような人々に遭遇して、まず凹んだ!
道もウカウカ歩けない!いつスラれるかわからない!外出するだけで緊張!
また、貧乏旅行なので1泊800円程度の安宿ドミトリー(相部屋)など、初体験ばかり。
中国の喧騒に、何度も道にへたり込んで、弱音を吐いていたのを覚えている。
当時の日記には、「全てが驚きで目が点」と、書いてある。そう、上海駅で帰りたくなって泣いていたっけ!!
こんな調子だから、本場の中華料理も楽しめない!そして、この時期の中国は蒸し暑い!座っていても汗がタラタラ!
そして背中には10キロを超えるバックパックが肩に食い込み、半べそになって歩いていた。
そんな中で、上海雑技団を見に行った。とてもじゃないけど人間業ではない技の繰り返しだった。
上海から北京へ!!
北京に着いてからは、まず中国の喧騒に慣れてきたし、北京ダックや小龍包、青島ビールなど、安くて美味しいものを
少しずつ楽しめるようになってきた。

左)上海から、北京に向けて走る寝台列車です!1泊2日の鉄道の旅でした!
右)北京動物園のパンダです!
この時期、とても暑かったので動物園の動物もバテ気味でした! 子パンダかわいかった〜♪
左)北京で食べた「北京ダック」これが美味しかった!!これで1000円位です!
これに、鳥を茹でたスープも付きました!!
右)気温32〜34℃で、ドミトリーの部屋でエアコンも付いてませんでした!
暑かった!!私以外に、欧米の男性が2人の4人部屋でした。
そうです、男の中に女が1人!!
北京では、次のモンゴルへ入る為に、ビザを入手しなければならなかった。
その為、モンゴル大使館へ行くにも、バスから降りて3キロ歩いたり、とにかく毎日、35度ぐらいの気温が続き、
一歩、一歩、歩くたびに、体力が奪われている感じがした。
そして、アジアを旅すると多くの人が下痢をすると聞いていたが、私もその一人で、夏バテも加わって、腹痛と、暑さでボロボロだった。
そんな私を励ます、Kappaが、いつしか私と同じように、テンションがさがってきていた。
そりゃそうだろう。
毎日、貧乏旅行になじめずに半泣き状態な私と一緒にいるんだから・・・。
でも、モンゴル行きのビザを取得できた。進むしかない・・・。
北京では、天安門〜天安門広場(私達が行った時は、天安門事件から10年目の年でした)をブラブラ歩いた。
北京の街は、至る所で工事をしていて、近代的な建物がゾクゾクと造られている感じだった。
北京も、1年後には、様変わりするのではないかと思えるほど、街の建築、修復に対する勢いを感じた。

左)天安門です! 天安門事件から10年の記念式のようなことをしていました。
右)天安門の上から、天安門広場を見た所です。 とにかく人の多い場所でした。
万里の長城・・・路線バスで向かった。
それでなくても暑いのに、万里の長城の坂、階段、どれもこれも拷問に近いような辛さだった。
この時は、あまりの暑さ、疲労で楽しめなかったが、とても迫力のある建造物だった。
〜ここまで、読んでいただいて分かっていただけましたか?私は、この貧乏旅行に出たことに毎日の様に後悔するほど
なかなかな馴染めませんでした。そして、kappaと四六時中一緒に過ごすこと、暑い中重いバックパックを背負うことも
本当に辛かったんです・・・。〜
北京から、シベリア鉄道が出ている。
北京から、ウランバートル(モンゴル)を目指したかったが、この便は本数が非常に少ない為、とりあえず途中の内蒙古(フフホト)まで
行くことになった。フフホトに行ったら、ウランバートルまでのチケットを手に入れられるかもしれないと思ったからだ。
そして、このフフホトで色々な出会い、経験をするのであった!!
〜つづく〜

万里の長城です!一見なだらかな階段に見えますが、登るのは結構キツイです!
夏の暑い時期に行ったせいかもしれませんが、この階段が90度位あるように感じたのを覚えています!!
でも、行ってみて良かった場所のひとつですね・・・。
2005年7月31日
SUMIN 編集