2人で2ヶ月36万円の旅 〜ユーラシア大陸横断バックパッカーの旅〜


第7話 トルコ     (オリンポス〜イスタンブール編)

カッパドキアから地中海側のオリンポスに、小さなマイクロバスで夜行で向かい、早朝に到着した。
着いて直ぐに、冷や汗タラリとなることか起きた。
バックパックにしまったはずの「眼鏡と、コンタクトレンズ一式」が探しも見つからないのだ。
私の視力は、半端じゃなく悪い!視力検査の一番大きい「C」が見えなくて、前に歩きながら測定するタイプの視力だ。
裸眼では、何もできない。歩いたら、怪我をする位である。「どうしよう!!」
昨夜、乗ってきたマイクロバスの運転手が、カッパドキアのホテルに問い合わせたところ、どうやらホテルに置き忘れたらしい。
でも、あさってまたバスが出るから、それに乗せてきてくれる!というので、喜んで待つことにした。

ここでは、木のほったて小屋のような、Tree Houseに泊まり待つことにした。なかなか、面白い!
そして、食事もバイキング形式でおかわり自由!毎食、食べ過ぎるほど食べていた。そして、昼間から日没まで、地中海で泳いで遊んでいた。


   
木の板の間から虫が出入りするような作りでした。


そうこうしているうちに、ドライバーが言っていた日になったが、カッパドキアからのバスは来ないというのだ!
これ以上、裸眼いること自体、怖いし何とかしてほしかったので、とにかく「持ってきて!」と、電話する!
「じゃあ、明日に!」
でも、また来ない、そんなことを2日しているうちに、私も目が見えなくてテンション下がるし、kappaはこの状況に、
私のドジにきっと、ぶち切れたのだろう!
何度も、電話で連絡を取ってくれていたホテルの男の人に、
「こら!ええ加減にせいや!!いつ持ってくんねん!」
と、怒鳴りだし、慌てて止めに入る私!本当に、最悪だった・・・
他のホテルのお客さんも、私たちの雰囲気が険悪なので、気を使ってくれていたし、何よりkappaと、私の状態は最低最悪!!
必要なこと以外は会話もない状態だった。
結局、予定よりも3日遅れて、私の眼鏡一式は手元に戻り、眼鏡も戻ったら私たちの関係も元に戻ったのである。

その後、エフェスを経由し、イスタンブールへ向かった。


     

左 右)エフェソスの遺跡です。中世を思わせる建造物、
また道にはモザイクなどとても興味深かったです




エーゲ海です!!地中海もきれいでしたが、こちらは
ちょっと高級感がありました。欧米からの休暇に来ている人が多かったです!





イスタンブールは、アジアとヨーロッパを結ぶ都市。何ともオリエンタルな感じの街に、前からあこがれていた。
首都アンカラなんて目じゃないくらい大きな都市であり、グランドバザールでは、金銀宝石!ペルシャ絨毯の店が所狭しと並んでいた。
ガラタ橋の「サバサンド」は、絶対一度は食べてみたかったもので、そのためにイスタンブールに来たようなものだ。
ガラタ橋の川べりに2艘の船が横付けされており、その船内でサバを焼き、パンに挟んでくれるのだ。
そして、お好みでレモンを絞って食べる!このサバが焼きたてで、レモンのさっぱり感とマッチしてとても美味しかった!!



ガラタ橋の側の船でサバサンドが売られています。ものすごく
揺れる船の中で上手いこと魚を焼いていました。
きっと、この店の新人は間違いなく船酔いするでしょうね!(笑)




町並みは、モスクがいたるところにあり、とても美しい、トルコ風呂、地下宮殿など、目一杯楽しんだ。


      

イスタンブールの象徴「ブルーモスク」です。
夕日をバックにした瞬間はとてもきれいでした♪



イスタンブールでの数日の滞在を楽しんだ後、私たちは、トルコの隣国・ブルガリア行きのバスに乗る為、バックパックを背負い路面電車に乗ってバスターミナルに向かっていた。
しばらくするとKappaが「何しとんじゃ!!こらぁ!!」と、日本語で言い出した。
「え?何?何?もう、眼鏡も忘れずに今回は大丈夫なのに?」と、思ったが私ではなく、Kappaの隣に立っていた男に言っているのだ。
Kappaは、「NOと言わない日本人ではなく」「かなり言いたいことは言う日本人」なので、駅員を呼び、「警察に行くぞ!」と、言い出した。
「え”−−−−!どうすんのさ、ブルガリアは?!」と、思ったが勢い満点のKappaとその男、駅員と共に、警察に向かった。
kappaは、警察に着くと、「この男は、自分の隣に立ち、ポケットに手を入れて来て、財布をスろうとしたんだ!」と、訴えた。
しかし、スリの男は、かなりやばいくらいに目をオドオドさせて、「無罪です!してません」と訴えていたが、
Kappaが「こいつは、スリや!」の一点張り、あのまま居たらもしかしたら彼は牢獄に入ってしまっていたかもしれない。
私たちはブルガリアに向かうバスの時間が迫ってきていて、バスターミナルまで行かなければならず、取り調べ終了。彼も釈放になった。
今後、彼は日本人はターゲットから外すだろう・・・。(かなり攻撃しましたから!!)
私は、一部始終を第3者的な立場で見ていたが、やはり怪しい行動をする奴は、目の動きが非常に怪しい。
「目が泳ぐ」とか、「目は口ほどにものを言う」など、うまいこと言ったものである。本当に、目が泳いでいた!
何の被害もなかったが、やはりこんなトラブルに遭うと精神的にがっくりと来る。そして、また緊張感も湧いてきた。

でも、この次に行ったブルガリアで、本当に金銭トラブルに会うとはこの時は、まさか思いもよらなかった・・・・つづく〜



2005年9月11日
SUMIN 編集