2人で2ヶ月36万円の旅 〜ユーラシア大陸横断バックパッカーの旅〜
第6話 トルコ (アンカラ〜カッパドキア編)
モスクワからトルコの首都アンカラへ舞い降りた。アンカラから、予定通り長距離バスでカッパドキアに向かうことに。
このカッパドキアという所に、数年前から行ってみたかったのである。
岩山が風化により、様々な形の岩が出来て、その形が様々でとてもおもしろい。その風景を是非見てみたかったのである。
カパドキアでの宿泊は、岩山を利用した洞窟のホテルのドミトリーで1晩3ドルだった。

風化した岩山がきのこの様に見えるんですよ!
昔は、居住空間として使っていたようです。
トルコについて。感じたのは、とても食事が美味しい。どんな薄汚い感じの店に入ろうと、出てくる料理はとても美味しいのである。
基本的には、トマトを使った感じのトマトソース風味が多い。そして、肉も羊肉のシシケバブは、あまりにも有名であるが羊料理がとても美味しい。
(モンゴルの羊料理は、ただの塩ゆでだったので、口に入った瞬間から、「羊ですよ、この肉は!!」と、主張していたので、羊肉の臭みに弱い私は、ちょっと苦手だったですよ!
でも、トルコの羊肉は臭みがなかったんです。)
そして、なによりも美味しいのは、料理と一緒に食べるパンなのだ。
このパンは、どこの店でも美味しい。もちもち感があって、やわらかいのである。
調べたところ、セモリナ粉を(パスタを作る粉です)使用しているので、もちもちしてるのだそうだ。
あと、小麦粉もヨーロッパからの物を使用しているので、今までに無い食感を感じたのかもしれない。
本当に、どの店の食事も美味しかった〜。ある朝食の後、ブラブラしていたら何やら日本人の団体がいた。
でも、ただの団体ではなくてTVカメラを持っているのである。そして、そのカメラの先には「奥田瑛二」いたのだ。
やっぱり、どことなくおしゃれな感じのおじさんだった。ファンでもないけど、その周りをウロウロしてしまった。

左)この岩の上で、トルコ人に迫られました!!
ビックリしました・・・汗 お菓子のきのこの山のような形ですね!!
その日は、ギョレメと言う、きのこの形をしたいわが立ち並ぶ場所に行くことにした。
ギョレメまでの交通手段は、250ccのバイクをレンタルしてkappaの後ろに乗って行動した。
ギョレメに着くと、近くにいたトルコ人の若い男の人が、「岩の中に上がれるところがあるから案内するよ!眺めがいいから!!」と、言ってきた。
その岩の上は、狭く、急な場所を登らなければならないので、その若いトルコ人男性と私たちの片方づつ交代で上ることになった。
初めはkappa。次は、私の番。きのこの岩の中にはもともと大昔、人が生活していたそうだ。
たしかに、岩の中には煮炊きしていたのであろう、かまどの跡ようなところ、寝室だった場所には岩のベットがあった。
初めは、若いトルコ人男性は熱心にガイドしてくれていたのに、この寝室に入ってから態度が一変してきた。
「キスしていいですか?」びっくりした私は、「はぁ〜?!No!!」
「何で?いいじゃないですか?いいから!いいから!!」と、岩のベットに押し倒されそうになった。
かなりビビッて、思わず、「うえ〜ん、うえ〜ん」と、アホな子供ように大声で泣き真似をしたら、「ごめんよ、ごめん !!」と、慌てていた。
思わず、岩の下のkappaに助けを求めようと手を振ったが、下にいるkappaは思いっきり笑顔で、手を振り返してきた。
この状況に対して、満面の笑み!(kappaは、私の身に何が起きているか知らないため、当たり前であるが・・・)
とにかく、この男と一緒の空間に居たら、また何をされるかわからないので、とにかく夢中でkappaの元へ戻った。
せっかく上まで行ったのに、景色なんて見れなかった(怒)!!
きっと、あのトルコ人、今までに同じ手口で、女性に迫ったのでないか?そして、その誘いに乗った人が絶対にいるはずだと思う。
旅に出ると、人は大胆になるというし、まして海外!!きっと、奴はいい思いをしたはずに違いない!!
でも、かりにもkappaと一緒に旅行しているのに、なぜだ?!兄弟にでも見えたのかしら?!それとも、手当たりしだい?!
そして、kappaに岩の上でのことを告げると、「よかったやん!トルコではもてるかもよ〜?!!」だって。、もう少し心配してくれてもいいではないか!!
kappaが一緒でも、自分の身は自分で守らねば!!と、痛感したのである。

左)カイマクル地下都市。その昔、迫害を受けたキリスト教徒たちが地下に安住な生活を
求めた場所です。地下8階まであり、4階まで公開されています。教会や、学校などもありました。
右)スターウォーズ、エピソード1で使用された「ウチハル渓谷」です。下を流れる川は
とても綺麗でした。ずぶ濡れになってkappaと水遊びをしました!
カパドキアで、一番見てみたかった場所は、「ローズバレー」という所。風化した山々が永遠に続いているように見える。
この場所に夕方行き、岩山へ太陽が沈む瞬間を見た。「すばらしい!!」あまりの美しさに時が経つのを忘れるほどであった。
一生に一度は行ってみたい場所に立つと、感動のあまりに言葉を失うことを体験したのである。
このあと、私たちは地中海側のオリンポスへ向かった・・・。〜つづく〜

夢であった「ローズバレー」からの眺めです!
夕日も綺麗でうっとりするほどでした!!
2005年9月4日
SUMIN 編集